WinActorというRPAの注目すべき点としては、自動記録機能と呼ばれるもので、プログラミングのように専門的な知識を持っていない人でも、自動化に必要不可欠であるルール作成を可能にしてくれるものと言えるでしょう。インスピレーションでの操作だけでもなんとか編集可能なよう、ルールをフローチャート図のように表示することが出来るようです。何よりも心強いと言える点は、日本で産まれたRPAということから、万一操作がわからないといった時でも、画面はもちろん、説明書やサポートという面でも、日本語で対応してくれるということではないでしょうか。導入プランとしては、ネット販売などの場合、オペレーターが対応するのではなく、予めルール化してパターンを設定しておいた注文書を判別し、その内容を、それぞれの帳票ごとに入力していくといった作業に適用されているようです。処理スピードの速さや、転記ミスなどの削減を考えてみると、これによって得られる効果はとても大きいものとわかるのではないでしょうか。